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ヴァール覚 のバックアップ(No.8)
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1944年3月、ドイツが主に中立国や占領地域での自国の宣伝を目的として発行されていた隔週刊雑誌「シグナル」の紙面に、
不思議な二台の戦車の図面が掲載された。
Panzerkampfwagen IX(Ⅸ号戦車)、Panzerkampfwagen X(Ⅹ号戦車)と題された図面はどちらも丸みを帯びた車体と砲塔が描かれ、
履帯は駆動輪までスカートアーマーでカバーされ、主砲には88mm砲ないし128mm砲が搭載されるとの記述がある。
Ⅴ号戦車パンター、Ⅵ号戦車ティーガー、そして開発の進められていたⅧ号戦車マウスに次ぐ番号である。
この不思議な戦車の絵は、ドイツ軍が諸外国への牽制や防諜の一環として流した、いわば「ニセ情報」であり、実際にこのような戦車の計画は存在しない。
「シグナル」誌は1940年からドイツが外国向けに自国の国力や政治的な正当性などを宣伝するために刊行した雑誌で、
当初から25ヶ国語に翻訳され、各国語版が世界30カ国で販売された。
同盟国の日本やイタリア、フィンランドなどにも多数が輸出された他、占領地ロシア語版などもある。
1941年12月にアメリカが太平洋戦争への参戦を表明するまではアメリカ国内でも販売されていた。
「シグナル」誌は特徴として、他国の宣伝誌や機関紙が軍事機密として掲載したがらなかった兵器の写真掲載を積極的に行っていた。
もちろん写真は厳重な検閲を受けた上で軍事機密になりうる部分は巧みに掲載を避けていたが、許可さえ降りれば新兵器ですら掲載された。
かっこいい戦車の写真部分を切り抜いてコレクションしていた子供も多かったという。
このような経緯のある「シグナル」誌に新兵器の青図と思しき情報を掲載することで、連合軍の諜報部を混乱させる狙いがあったとみられるが、
その効果がどの程度のものであったかは不明である。
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