00は改良+強化+レベルMax時(とにかくMAX)
第82空挺師団の司令官、ジェームズ・ギャビン将軍が元ネタ。 家が貧しく養子だったため12歳で学校をやめ働いていたが、17歳で家出し陸軍に入隊。 学がないことにコンプレックスを持っていたが、当時の上官に士官学校への入学を勧められ、猛勉強して1年後に異例の若さで入学した。 (入学時18歳だったが、若さで試験を落とされることを恐れて書類に21歳と書いている) アメリカ空挺部隊の黎明期から空挺部隊に関わり30代で将官に。 ノルマンディー上陸作戦やマーケットガーデン作戦でも兵士と共に降下したり人がよかったりで兵士からの評判もよかった。 見た目は階級章以外が他の兵士と変わらないために、捕虜にした敵将官から「お前将軍とかぜってー嘘だろwww」と何度も言われている。 (当時士官は拳銃を携帯するのが一般的だったが、ギャビンは拳銃を持たず、一般兵と同じM1ガーランドを好んでいた) 士官学校への入学を勧めてくれた上官は他にも、家庭教師役をしてくれる上官を探してくれたり、入学の手続きも進めてくれた。 そんな彼がネイティブアメリカンだったことからギャビンはいわれのない人種差別をとても嫌うようになり、 軍でも徹底した反人種差別主義者で通っていた。
車体の説明のほうはマコーリフの項に譲るとして、ここではちょっとしたエピソードを紹介。 初期にM3を受領した兵士たちは見るからに強そうな車体を見て「今までトラックに乗っていた兵士たちに『装甲車』が与えられた!」と勇んで敵陣に突撃を敢行 強力なM2重機関銃の火力にモノを言わせてヒャッハーしようとしたものの、薄い装甲のせいで簡単に返り討ちに遭いボコボコにされてしまった・・・ はたまたとある将軍が視察に来たときのお話し。 将軍がM3を見て「ドイツの機関銃はこの装甲車の装甲を貫通するかね?」という質問をした。それに答えた兵士の返答は 「いいえ閣下!ドイツの機関銃の弾丸はM3の装甲の片側を貫き、中を飛び回るだけです!」だったそうな・・・ そんな話を聞いたかどうか、一応上層部では気にはしていたらしく色々と改良案を練ってはいたらしいが、結局実行されず この手の兵器の銃座に防盾がつくのすらベトナム戦争まで待たなければならなかったという。
因みにこのM3、レンドリース法(米による他の連合国への軍需物資支援を定めた法。イギリスにスパムのトラウマを植えつけたのはこの法律)によって イギリスやソ連にも供給され、運用されていた。
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